今年9月から心理系の通信講座を受講していた。
意気揚々と始めたものの、進めていくうちに疑問を持つようになった。
何のために受講したんだろう?本当にカウンセラーになりたいのだろうか?
Yahoo知恵袋などを見ても通信のカウンセラー講座は役にたたないなど書かれている。
現役の臨床心理士や公認心理師の方からは厳しい意見が書かれている。
趣味で自分で楽しむならいいが、2、3か月講座を受講したくらいでカウンセラーと名乗るのはよろしくないと。
またお金儲けのための資格商法とも言われている。
「実際臨床心理士になるには、指定された大学院で心理学を専攻し、卒業後1年以上の心理臨床の経験を積むか
大学院で心理学隣接諸科学を専攻し、卒業後2年以上の臨床経験を積むこと。
または医師免許取得者が2年以上の心理臨床経験が必要になる。」
参考:職業図鑑 https://aaaaaa.co.jp/job/post-825/
こういった段階を経て、正式な臨床心理士になった方から見れば、気軽に通信で学べてカウンセラーと
名乗ってしまうことに疑問を持つのも致しかたないと思う。
もちろん勉強するのはとても良いことだ。知識も増えるし身近な人を救えるかもしれない。
私が受講した講座は、協会に入って年会費と登録料を払わなければ資格取得ができない。
年会費と登録料を払ってまで欲しい資格だろうか?と考えてしまった。モヤモヤする。
何が何でも必要な資格ではないので、協会には入らないことにした。
資格取得より実際クライアントをとってセッションしたほうが自分の力がつくだろう。
医師、看護師、調理師、美容師、数ある資格のなかで本当に資格が必要で
その資格がなければ仕事ができないものは限られている。
知識のインプットも大切だが、必要ない勉強はやめる、捨てることも重要なのだ。
3か月の短い勉強期間だったがいい経験をしたと思うことにする。